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経営主体：㈱阪急阪神ホテルズ

所在地：大阪市北区芝田1-1-35

設計：㈱ネクスト・エム、㈱240design studio

施工：㈱丹青社、㈱阪急製作所、㈱竹中工務店、㈱阪電工、㈱スミノエ、ナカタケ㈱

工期：2010年5月～9月

建築面積：4,672㎡

延床面積：43,864㎡　　今期改修面積：5,190㎡

構造・階数：SRC造　地下3階地上11階（棟屋3階）

総客室数：921室

施設内容：ロビー・料飲（ラウンジ・コーヒーショップ・バー・レストラン他12施設）・宴会場（11室）婚礼施設（ブライダルサロン・チャペル・式場他）・ショップ（7店舗）・理髪店　その他

施設の特色・設計の意図
大阪梅田に立地する1964年開業の歴史ある都市型ホテルの改修。今回は3年3期にわたる改修計画の第1期となる、ロビー他の共用部、各宴会場、婚礼施設及び料飲施設（バイキングレストラン、串揚げレストラン）の改修計画である。地下1階、1階、2階のこの空間は梅田の地下街、阪急電車、地下鉄、バスターミナル等と直結した立地環境にあり、ロビー部分はホテル利用客のみならず公共的に使われる通りのような側面を持っているのが大きな特徴である。3期にわたる改修計画を進めるにあたり全体のデザインコンセプトを「Fusion＝伝統と現代、未来・先進の融合」と位置付け、第1期では各施設の特徴をはっきりさせることに重点を置くと共に、共用空間においては全体を縦断するアクセントデザイン・照明計画を用いて、1階から2階、地下への繋がりを重視したデザインとした。公共性の高いロビー空間の伝統に新しい手法と技術を融合させ、より都市型ホテルとしての価値を高めることを目指した。
ネクスト・エム