エコ・小 活動の新目標
2020/10/09
気候変動を招く温暖化効果ガス削減と生産性向上を同時に目指そう
■エコ・小とはエコロジーな、より小さいエネルギーで施設を運営し、生産性の向上を図り、地域を活性化する運動である。
21世紀の異常気象や自然災害の増大による地球環境や生物の危機に直面し、
CO2の排出量を2030年比26%削減させる「政府実行計画」に従い、エコ・小の目標値を定め、同時に生産性の向上を図るものとする。
■エコ・小活動は全国約100か所で行われています。
■ エコ・小活動は次の3段階で順番に進めることで効果が出ます。
第1段階 施設運営の水光熱量の「ムダを見つけて、無駄をなくす」
ムダであることに気付かない運用が多く、大幅な業務総利益(GOP)の改善がなされる。
第2段階 各職場でそれぞれの作業に対する水光熱量を認識し、全員参加のエコ・小会議で
作業方法の工夫や改善を行い「望ましい指針」を目指し、生産性向上を推進する。
第3段階 その土地の自然の潜在エネルギーを生かし、通風や断熱をはかり、小さいエネルギーで
美しく運営するその土地独自の生活文化を磨き上げ、地域の誇りとする。
■ 水光熱費を減らす4つの提案
(1)水光熱使用量の見える化:水光熱使用量を記録し、見える化することで削減意識を広めて無駄使いを無くす。
(2)循環ポンプやファンのインバータ制御:浴槽ろ過ポンプや厨房排気ファンの回転数をインバータで変えて電気使用量を減らす。
(3)浴槽設備の改善:温泉による浴槽の湯張り、各浴槽に補給する温泉の流量を変えて湯温を調節、温泉熱で貯湯槽補給水を昇温。
(4)食器洗浄方法改善:食器の洗浄方法を見直し、食器洗浄機の有効利用を図る。
■ 委託事業等
■主なセミナー、シンポジウム等
・2017年11月 6日 シンポジウム「エコ小で宿泊客一人当たり水光熱費900円をめざそう」
生産性向上推進国民運動/共催日本旅館協会・後援観光庁
・2018年 4月17日 エコ小・山形地域セミナー開催
・2018年 7月 4日 全国おかみ会山形サミット/エコ小・セミナー実施
・2018年 7月10日 エコ小仙台地域セミナー開催
・2018年 7月11日 エコ小・盛岡地域セミナー開催
・2019年11月28日 エコ小・富山地域セミナー開催
■2020年ホテルレストランショーの展示パネル