シャングリ・ラ ホテル唐山 新築
http://www.shangri-la.com/tangshan/shangrila/経営主体:Ruihe Real Estate (Tangshan)
所在地:中国河北省唐山市
設計:株式会社 観光企画設計社(基本設計・外装実施設計)
施工:中铁建工集団有限公司
工期:2010年12月-2015年9月
建築面積:12,646㎡
延床面積:102,466㎡
構造・階数:RC造 地上24階 地下1階
総客室数:444室
施設内容:ホテル、ショッピングセンター
施設の特色・設計の意図:
中国河北省唐山市は北京市内より陸路2時間程度に位置する鉱工業と港湾都市である。また古くから「北方の陶都」と称され製陶業が盛んなところである。かつて1976年の唐山地震で壊滅的な被害を受けたが、豊富な鉱物埋蔵資源を背景に、現在は環渤海経済圏を形成する中心的な都市の1つである。
敷地は唐山空港跡地に開発された鳳凰新城区の中央公園に隣接する。本計画は周辺の住居開発を含めたマスタープランに位置づけられたラグジュアリーホテルで、商業施設を併設した複合施設である。設計に当っては、中央公園の緑地景観の取り込み、周辺住居棟との干渉回避、主要路に対する商業施設の設えを特に配慮した。建物ファサードは、敷地形状から成る長大な建物スケールを分節する低層部デザインと、雄大な都市公園スケールに呼応する高層部デザインで構成し、城区のランドマークとなっている。
㈱観光企画設計社